旅行の予定が決まったら、まず気になるのは飛行機の予約です。早く予約すればお得になるということもあり、いつから予約できるか知りたいという方も多いのではないでしょうか。今回は、国際線の飛行機の予約がいつから可能かなど予約に関する情報をご紹介します。
一般航空会社の場合は330~355日前から予約可能!
一般的な航空会社の場合、国際線の飛行機は330~355日前から予約可能です。搭乗日の1年近く前から予約が可能なので、旅行の予定が決まったらすぐに予約を取れるでしょう。ただし、あまり早い段階だとまだ航空会社のスケジュールが決まっていない場合もあります。搭乗日が近くなるにつれて、フライトスケジュールも決定し、徐々に予約できる便も増えてきます。
一方で、国際線の飛行機の予約がいつまでできるかというのは航空会社によって異なります。ANAの場合は、第一区間出発時間の6時間前までか、予約したい運賃の購入期限のいずれか早い方までが予約期限です。例えば、早期購入割引の運賃を適用して予約したい場合は、その割引が適用できるまでが予約期限となります。そのため、搭乗日まで余裕があっても、早期購入割引を利用したいなら、早めの予約が必須です。
購入はいつまでに行えば良い?
国際線の航空券の購入期限は、航空会社によって異なります。また、乗り継ぎやコードシェアなどで複数の航空会社が予約に含まれる場合は、航空会社の都合によって予約期限が早まる場合もあります。ただし、そうしたイレギュラーな状況の場合は航空会社から連絡が来ます。
例えばJALの国際線の場合は、予約クラスによって購入申し込み期限が変わります。割引運賃が適用されるクラスの場合は、それぞれの運賃の購入期限内です。F・J(Flex運賃)・W・Y・Bの予約クラスの場合は、旅行開始の前日23:59までか、24時以降に出発する深夜便の場合は搭乗6時間前までが購入申し込み期限です。ただし、支払い方法がクレジットカード以外の場合は、入金確認の必要があり期限が早まるため要注意です。
格安航空会社(LCC)の場合は?
LCCの国際線は330日前から購入可能ですが、航空会社によって予約開始日がそれぞれ異なります。例えばジェットスターは330日前から予約が可能ですが、バニラエアやPeachなどは、開始日がジェットスターと比べて遅く設定されています。その年のフライトスケジュールの発表と共に予約が開始になります。
LCCの場合、大手航空会社と異なり、あまり予約が早いとフライトスケジュールが完成していないためまだ割引運賃が適用されていないケースがあります。国際線のLCCのスケジュールはおよそ6ヶ月前に発表されるケースが多いので、その時期に予約をするのがおすすめです。LCCは空席が多い便ほど運賃が安くなるので、フライトスケジュールが発表されたらなるべく早く予約を入れたほうが、より安い運賃で購入できます。ただし、LCCは予約から購入までの期限が短いというデメリットがあります。予約時に即支払いという場合もあるため、キャンセルや予約変更のしづらいLCCの購入の際は、予定の変更がないか十分注意して購入しましょう。
航空券を早く予約するメリット
航空券を早く予約することで、さまざまなメリットがあります。航空会社から直接購入できる格安航空券を「PEX航空券」といいますが、PEX航空券は早期購入することでお得な運賃になります。PEX航空券は航空会社によって名称が異なりますが、早く購入すればするほど割引率が高くなります。また、旅行代理店を通して購入する格安航空券と異なり、PEX航空券はマイル加算率も高いのが特徴です。
さいごに
国内線と異なり、国際線は1年近く早い段階で予約することが可能です。フライトスケジュールによってはまだ割引運賃が出そろっていないこともありますが、夏休みやゴールデンウイークなど、人気のシーズンはすぐに予約が埋まってしまいます。旅行の予定が決まったら、まずは運賃を確認してみるのがおすすめです。
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