何が違う？スカイマークとスターフライヤーどっちが良い？

旅行の計画や出張の準備をしているときに「スカイマーク」「スターフライヤー」ということばを目にした人も多いのではないでしょうか。その中でANAやJALよりもお得な価格で利用できるスカイマークとスターフライヤーの違いについて気になる人もいるのでは。今回は、スカイマークとスターフライヤーを「路線」「料金」「荷物」「座席」「機内サービス」を軸にして比較しました。
※最新の情報については、公共交通機関（各航空会社やJR）のWEBページ等でご確認くださいませ。

スカイマーク、スターフライヤーのそれぞれの特徴

スカイマークは全国に就航している航空会社！

スカイマークは、羽田から新千歳・福岡・沖縄など全国に就航している航空会社です。スカイマークは時期によっては早朝便や深夜便を運航する路線もあり、出張や旅行などの観光に行く時に便利です。
さらに、一般航空会社でありながら航空券の料金がJAL・ANAよりも非常にお得というのも特徴の1つです。

スターフライヤーは九州方面に就航している航空会社！

スターフライヤーは羽田空港から、福岡・北九州など九州方面に就航している航空会社です。九州方面の場合、スカイマークよりスターフライヤーを利用したほうが便利です。

スターフライヤーもスカイマークと同様に、JALやANAといった一般航空会社よりも格安の航空券を予約できます。また、荷物のサービスも一般航空会社と同様の条件で機内に持ち込んだり、預けたりすることができます。

両社の詳細は次の記事も参考にしてください
安いだけじゃない！スカイマークを利用する4つのメリット
座席が豪華！スターフライヤーとは？

路線数の違いは？

スカイマークは、北海道から沖縄まで毎日20路線を運航しています。スカイマークのみの運航路線である茨城空港からの就航路線があるのも特徴の1つです。羽田から「新千歳」「福岡」「鹿児島」「神戸」「那覇」まで就航しています。

スターフライヤーは、スカイマークでは就航していない中部国際空港－福岡空港や羽田空港－関西空港の路線があります。路線数はスターフライヤーよりもスカイマークのほうが多くあります。

両社の路線については次の記事も参考にしてください
北海道から沖縄まで！スカイマークの路線まとめ
名古屋や福岡など！スターフライヤーの路線まとめ

料金体系の違いは？

スカイマーク

スカイマークで利用できる運賃は主に「普通運賃」「早期購入割引」です。スカイマークの早期購入割引では1日前や3日前などを利用できます。また、「いま得」という、座席の残数によって航空券の料金が変わる割引運賃も利用できます。さらに、2018年3月から導入された新しい割引運賃の「たす得」もあります。「たす得」は、「いま得」と同様に座席の残数のよって料金が変動します。「いま得」との違いは、予約の変更ができるという点です。たす得は予約の変更ができるのに対し、いま得は予約の変更ができません。

いま得やたす得については次の記事も参考にしてください
飛行機を安く予約できる！？スカイマークのいま得ってなに？
新しい割引運賃！スカイマークのたす得ってなに？

スターフライヤー

スターフライヤーで利用できる運賃は主に「普通運賃」「早期購入割引」「株主優待割引」です。スターフライヤーではスカイマークとは異なり、株主優待割引も利用できます。株主優待割引はお盆や年末年始など、航空券の料金が高く設定されている時期でもお得に航空券を予約できます。
早期購入割引は「1日前」「3日前」「7日前」「21日前」「28日前」「45日前」「55日前」「75日前」の8種類があります。スカイマークと比べてさまざまなタイミングで早期購入割引を利用できます。

以下は、スカイマークとスターフライヤーの羽田-福岡間の料金を比較した表です。普通運賃・株主優待割引を比較した場合、スターフライヤーよりスカイマークのほうがお得です。
早期購入割引の場合、スカイマークのほうが比較的お得です。出張や帰省、旅行のスケジュールが分かっている場合は、スカイマークを利用すると良いでしょう。旅行や出張の当日に航空券を予約する場合は、スターフライヤーのほうがお得です。

スターフライヤーの料金については次の記事も参考にしてください
格安で予約できる？スターフライヤーの料金まとめ
株主優待は利用できる？スターフライヤーで当日に格安で予約する方法

普通運賃・株主優待割引を比べた場合

2023年5月調査時点での料金
スカイマーク 2023年8月10日　羽田空港06:20ー福岡空港08:15
スターフライヤー 2023年8月10日　羽田空港06:40ー福岡空港08:35

早期購入割引を比べた場合

2023年5月調査時点での料金
スカイマーク 2023年8月10日　羽田空港06:20ー福岡空港08:15
スターフライヤー 2023年8月10日　羽田空港06:40ー福岡空港08:35

荷物の制限の違いは？

預け荷物の場合

スターフライヤーでは、荷物を20kgまで無料で預けられます。また、預け荷物のサイズ制限は、3辺（縦・横・高さ）の和の合計が203cm以内までです。
スカイマークも同様に、20kgまで無料で荷物を預けられます。預け荷物のサイズ制限は、50cm×60cm×120cm以内までです。
スターフライヤーはスカイマークに比べてサイズ制限が厳しいですが、厚さや横の長さ、高さの制限が決まっていません。

預け荷物の場合は次の記事も参考にしてください
スカイマークの預け荷物制限まとめ
他の航空会社と違う？スターフライヤーの預け荷物の制限まとめ

機内持込手荷物の場合

機内手荷物の制限はスカイマーク、スターフライヤーともに同じ条件です。横55cm×高さ40cm×縦25cm以内、3辺の合計が115cm以内の荷物1つのみで、重量は10kgまでです。

機内に持ち込む荷物は次の記事も参考にしてください
スカイマークの手荷物制限まとめ
制限はどれくらい？スターフライヤーの機内持ち込み手荷物の制限まとめ

座席はスターフライヤーのほうが充実！

スカイマークとスターフライヤーの座席には大きな違いがあります。スターフライヤーの座席には液晶モニターがあり、ビデオや音楽、電子書籍などのコンテンツを楽しむことができます。また、全座席にコンセントがあり、携帯電話等の充電ができます。座席間隔については「くつろぎの空間設計」が施されており、ゆとりのあるシートになっています。

スカイマークの座席には「普通席」と「フォワードシート」の2種類があります。普通席の座席間隔は平均79cmです。フォワードシートは最前列席を対象とした、前後の座席幅が普通席より＋19cm～38cmの座席で、普通席に比べて座席間隔が広いです。また、スカイマークの各座席にもコンセントがあります。なお、「フォワードシート」を利用するには1,000円の追加料金を支払う必要があります。

座席については、スターフライヤーのほうがスカイマークよりも設備が充実しています。

両社の座席については次の記事も参考にしてください
ゆったり快適！？スカイマークの座席まとめ
どこがおすすめ？スターフライヤーの座席まとめ

機内サービスの違いは？

スカイマークの場合、飲み物や機内食は有料です。スターフライヤーの場合、タリーズのコーヒーや期間限定の冷たい飲み物、スープなどを無料で飲むことができます。なお、スターフライヤーの機内食は有料です。

スカイマークでは、無料の機内サービスとして、毛布の貸出、飴やおしぼりの提供を行っています。スカイマークは機内販売を行っていません。

両社の機内サービスについては次の記事も参考にしてください
お酒も飲める？スカイマークの機内サービス
ビデオや音楽を楽しめる！スターフライヤーの機内サービスまとめ

さいごに

スカイマークは、羽田から北は北海道、南は沖縄まで就航している航空会社です。スターフライヤーは、西日本を中心に就航している航空会社です。
スカイマークとスターフライヤーは座席に大きな違いがあります。スターフライヤーは座席にモニターがあり、ビデオや電子書籍などを楽しめます。スカイマークの座席は「普通席」「フォワードシート」の2種類あります。機内サービスは、スターフライヤーでは飲み物が無料で提供されます。機内食はどちらも有料です。

九州方面まで快適に過ごしたい場合はスターフライヤーがおすすめです。スカイマークはスターフライヤーより格安の航空券を予約できます。今回の記事を参考にして、自分にあった航空会社を選んでみてはいかがでしょうか。

飛行機に初めて乗る場合や飛行機の乗り方に不安がある場合には、次の記事も参考にしてください。
初めての飛行機！航空券の予約の流れってどうなってるの？
初めてでも大丈夫！eチケットの使い方と当日の流れ
初めてで乗り方が分からず不安！？空港の入口から飛行機の搭乗口までの流れ

スカイマークの航空券検索
スターフライヤーの航空券検索

羽田空港－福岡空港間の航空券
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