高速バス・夜行バスを初めて利用する方は、乗車にあたって何を準備すればよいのか迷ってしまいますよね。長時間にわたるバスでの移動時間を快適に過ごすためには、車内に持ち込む手荷物を工夫しておくとよいでしょう。
本記事では、高速バス・夜行バスに乗車する際の必需品やあると便利なもの、女性が特におすすめのグッズをまとめてご紹介します。長距離バスに初めて乗る方や、準備に不安がある方はぜひ参考にしてください!
高速バス・夜行バスに乗るときの持ち物【必需品】
まずは、高速バス・夜行バスに乗るときには必ず準備すべき必需品をご紹介します。
支払い証明(予約確認メール、領収書など)
インターネット上でバスを予約した場合は、予約確認メールがチケットの代わりになることが多いです。スマホなどでメール画面を開くか、あらかじめ印刷してすぐに提示できるよう準備しましょう。
また、運賃の支払いをコンビニ支払いや銀行振込で行った方は、支払い証明書として領収書や振込明細も必要となることがあるので、あわせて持参してください。
乗車券・乗車票
バスターミナルや旅行会社の店舗の窓口、コンビニなどでバスのチケットを購入した場合は、その場で紙の乗車券を渡されます。インターネット上で購入した場合も、予約確認メールに乗車票のPDFファイルが添付されており、画面または印刷した状態での提示が求められるケースがあります。
乗車券・乗車票はチケットの代わりになるため、絶対に忘れないように注意しましょう。
充電器・モバイルバッテリー
道中でスマホの充電を済ませた状態で降車できるよう、充電器を持参しましょう。車内の充電設備はコンセントではなくUSBポートである場合もあるので、どちらにも対応できるように準備しておくと安心です。
充電設備がないバスの場合は、十分に充電された状態のモバイルバッテリーを用意しておきましょう。
耳栓
夜行バスの車内は基本的に消灯されていますが、途中のトイレ休憩の際などには灯りがつきます。入眠後に灯りで目を覚ましてしまうことがないよう、アイマスクを装着しておくと眠りの質を高められます。
ただし、アイマスクはバスの設備として各座席に用意されていることも多いアイテムです。少しでも手荷物を減らしたい方は、バスを予約するときにアイマスクの有無を確認しておきましょう。
身分証明書(割引適用に必要な場合)
学割や障がい者割引などを利用し、割引運賃でバスに乗車する方は、学生証や障がい者手帳などの身分証明書の提示が求められます。忘れてしまった場合は通常料金との差額を支払わなければならないので、必ず持参してください。
高速バス・夜行バスに乗るときの持ち物【あると便利なもの】
続いて、高速バス・夜行バスに乗るときに必須ではないものの、準備しておくと道中をより快適に過ごせるアイテムをご紹介します。
イヤホン・ヘッドホン
イヤホンやヘッドホンは、耳栓の代わりに持ち込むと便利です。入眠までの間に音楽を再生するのはもちろん、ノイズキャンセリング機能がある製品なら、騒音のカットにも役立ちます。
ただし、音楽を再生する場合は音量の上げすぎに注意し、すぐ隣に座っている乗客にも音漏れを感じさせることがないよう、十分に配慮してください。
マスク
バスの車内は空気が乾燥しがちなので、マスクをつけることで喉を守れます。周囲の乗客に寝顔を見られたくない方の対策としても有効です。
ネックピロー
就寝時にネックピローを使用すると首の位置が固定され、窮屈なバスの中で過ごした後の疲れを軽減できます。自分で空気を吹き込んでふくらませるタイプのものは、かさばらずバッグの中に入れられるのでおすすめです。
スリッパ
スリッパを用意しておくと、バスの車内で靴を脱いでよりリラックスした状態で過ごせます。ホテルのアメニティとして置かれているような薄型のものは、バッグの中でもかさばらず袋もついているので持ち込みにおすすめです。
メガネケース
メガネやサングラスをかけている方は、ケースも忘れずに手荷物の中に入れておきましょう。
防寒グッズ
防寒グッズは、冬場にバスに乗るならぜひとも準備しておきたいものです。カイロや厚手の靴下、ブランケットの代わりにもなるストールなどがあるとよいでしょう。エアコンのきいた空間での冷えが気になる方は、季節問わず準備しておくと安心です。
酔い止め
酔い止めは、車酔いしやすい方にとっては必須のアイテムです。高速バス・夜行バスは基本的に平坦な高速道路を直進し続けることから車酔いしにくい環境であるため、あまり不安がない方は余裕があれば持ち込む程度に考えておきましょう。
ウエットティッシュ・汗拭きシート
特に夏場に役立つのがウエットティッシュと汗拭きシートです。消灯前に汗ばんだ体を拭くことで、道中をより快適に過ごせます。
ただし、香りの強いものは周囲の人に不快感を与えてしまう可能性があるため、汗拭きシートは無香料の製品がベストです。
軽食・飲み物
高速バス・夜行バスでの移動は長時間にわたるため、軽食やペットボトルの飲料を持ち込むとよいでしょう。夜行バスの場合でも、消灯前の時間なら軽食をとる余裕があります。
バスは走行中に急停止する可能性があり、座席にドリンクホルダーがないバスもあるため、密閉できない缶やカップの飲料はNGです。また、飲食時に大きな音やにおいが出るもの、こぼれやすいものは避けてください。
S字フック・カラビナ(荷物をくくりつける用)
S字フックやカラビナを前の座席の手すりなどに設置すると、荷物をかけるスペースを増やせます。カラビナは完全に取り外すには少し時間がかかるため、特に夜行バスにおける盗難対策としても有効です。
高速バス・夜行バスに乗るときの持ち物【女性向け】
最後に、特に女性の方が注目したいメイク落とし・保湿に関するアイテムをご紹介します。
ハンドクリーム
バスの車内の空気は乾燥しやすいため、全身の保湿ケアが重要です。体の保湿アイテムとしてハンドクリームを用意しておきましょう。小さなチューブひとつで、手以外の乾燥が気になる部位にも使えます。
リップクリーム
唇は全身の中でも特に乾燥しやすい部位です。飲食後、スキンケア後などはリップクリームを入念に塗っておき、到着までうるおいを保ちましょう。
メイク落とし・洗顔シート
バスに乗ってメイクを落とさないまま就寝してしまうと、肌に大きな負担がかかります。シートタイプのメイク落としを持ち込み、消灯前にスキンケアまで済ませておくと気兼ねなく眠れます。
メイク落としシートはダブル洗顔不要の製品が多いですが、汚れが落としきれているか不安な方は洗顔専用のシートも別途用意しておくのがおすすめです。
化粧水スプレー
メイク落としシート・洗顔シートのみでは肌が乾燥してしまうため、最低限のスキンケアアイテムも用意しておきましょう。スプレータイプの化粧水は狭いバスの車内でも手軽につけられます。
さらっとしたテクスチャーのものなら、いつも使っている化粧水を小さなスプレーボトルに移して使うのもよいでしょう。
保湿パック
化粧水スプレーの代わりに保湿パック(シートマスク)を持ち込むのもおすすめです。洗顔・化粧水・乳液・美容液・クリームなどの役割を備えたオールインワン製品なら、ひとつで手軽にスキンケアを終えられます。
まとめ
高速バス・夜行バスに乗る際に準備したい持ち物をご紹介しました。中でも必ず持参すべき、バス乗車時の必需品は以下の6つです。
〈高速バス・夜行バスに乗るときの必需品〉
・支払い証明(予約確認メール、領収書など)
・乗車券・乗車票
・充電器・モバイルバッテリー
・耳栓
・アイマスク
・身分証明書(割引適用に必要な場合)
バスの座席に持ち込める荷物の大きさには限りがあります。できるだけかさばらないアイテムを選び、車内で過ごす時間をより快適なものにしましょう。
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