古くは日本の国防の要所であり、現在では世界に向けた主要な玄関口となっている福岡市。人口は160万人を超え、九州地方の中でも指折りの大都市です。今回は古都の風情と現代の活気が融合し、観光地としても魅力的な福岡を巡るモデルコースをご紹介します。
※2024年6月時点の情報です。最新情報は各施設の公式HPをご確認ください。
【1日目】
10:00
【博多駅】
「博多駅」から出発!九州新幹線や東海道・山陽新幹線も停車し、在来線も7路線が乗り入れている大型駅です。すぐ横には「博多バスターミナル」があります。まずはバスに乗っていきましょう。
11:00
【太宰府駅】
40分ほどバスに乗れば「太宰府駅」に到着です。駅を出れば目の前には参道が続いています。参道を5分ほど歩けば入口である鳥居に着きますが、道中は飲食店や土産屋でいっぱい。寄り道して行きましょう!おすすめは「梅ヶ枝餅」です。もち米とうるちでできた生地で小豆あんを包み、焼き上げた太宰府名物のスイーツ。食べ物と馬をもらってはいけないという命令のせいで貧しい暮らしをしていた菅原道真を見かねて、浄妙尼という老婆が梅の枝に餅を刺して差し上げたという伝説がもとになっているそうです。有名なお店としては「かさの家」があります。ぜひ訪れてみてください。
【かさの家】
営業時間:9:00~18:00
定休日:なし
住所:福岡県太宰府市宰府2-7-24
電話番号:0120-818-151
11:30
【太宰府天満宮】
社号標(名前の彫られた石柱)を過ぎればついに「太宰府天満宮」の敷地内です。太宰府天満宮の御本殿ですが、2026年ごろまで令和の大改修と呼ばれる改修工事を行っています。期間中は仮殿と呼ばれる代わりに参拝・神事を行う場所が用意されています。改修後の姿も楽しみですが、今しか見られない仮殿を見に行くのも良いかもしれません。
【太宰府天満宮】
開門時間:6:00(春分の日~秋分の日)
6:30(上記以外)
閉門時間:19:00(4月・5月、9月~11月)
19:30(6月~8月)
18:30(12月~3月)
住所:福岡県太宰府市宰府4-7-1
電話番号:092-922-8225
12:00
【縁結び食堂 なみ満】
参拝を終えたら参道へと戻ってきて、お昼ご飯にしましょう。おすすめは一本逸れた道にある「縁結び食堂 なみ満」です。リノベーションされたレトロな魅力のある古民家は情緒たっぷり。名物は有機・無農薬栽培のそばの実を使用し、出汁のきいた手打ちそばと朝挽き地鶏の親子丼です。濃い目の味付けがたまりません。賑やかな参道とは裏腹に落ち着いた雰囲気の店内で、ランチを楽しんでくださいね。
【縁結び食堂 なみ満】
営業時間:11:00~17:00(水曜定休)
住所:福岡県太宰府市宰府3-2-55
電話番号:092-919-6733
14:00
【福岡市博物館】
福岡市内に帰ってきたら、次は「福岡市博物館」に行ってみましょう。
福岡の歴史はもちろん、企画展示や特別展示も頻繁に行われており、何度訪れても楽しい場所です。
もっとも有名な展示は国宝である「金印」は、皆さんも一度は教科書で見たことがあるのではないでしょうか?
【福岡市博物館】
営業時間:9:30~17:30(月曜定休)
住所:福岡県福岡市早良区百道浜3-1-1
電話番号:092-845-5011
17:30
【博多屋台めぐり】
ホテルへのチェックインを済ませたら、夜は屋台めぐりに出かけましょう!
福岡市、なかでも博多エリアは17時半ごろから歩道に屋台が並び始めます。福岡に泊まるなら絶対に外せない屋台めぐりですが、おすすめのお店をいくつかご紹介しますので、ぜひ足を運んでみてください。
【風来けん坊】
料理はもちろんですが、このお店の名物は何といっても働いているママ。早い時間には料理に忙しいですが、遅い時間になると息子さんに料理を任せておしゃべりと飲み専門になります。
コの字型の屋台なのでみんなで楽しくワイワイと飲みを楽しむことができる、人情を感じる昔ながらのおすすめ屋台です。
【風来けん坊】
営業時間:19:00~25:00(日曜定休)
住所:福岡県福岡市博多区中洲5-6-6-20
電話番号:090-1979-7296
【あごだし亭 きさいち】
名前の通り出汁にこだわったあごだしおでんが名物ですが、かけうどんも用意されています。濃すぎない味付けのなかにもしっかりと味や香りが感じられ、二軒目、三軒目にぴったりです。
【あごだし亭 きさいち】
営業時間:18:30~25:00(月曜定休)
住所:福岡県福岡市中央区天神2-12-1
電話番号:080-4694-9187
【一蘭本社総本店】
屋台ではありませんが、福岡に来たなら訪れてみたいこのお店。ビルが丸ごとすべて一蘭になってる様子はここでしか見られません。自宅の近辺にある一蘭との違いを探しに食べてみるのも面白いですね。
【一蘭本社総本店】
営業時間:24時間
住所:福岡県福岡市博多区中洲5-3-2
電話番号:050-3733-2600
さて、福岡で過ごす1日目はいかがだったでしょうか?明日もありますので、ホテルでゆっくり休みましょう。
【2日目】
10:00
【柳橋連合市場】
おはようございます。2日目は「柳橋連合市場」から始めましょう。
フレンチ、和食など様々ですが、お客さんの7~8割が料理人であるといわれるこちらの市場。そんな市場の中には食事処もいくつか軒を連ねています。
有名なお店は「食堂 光」です。鮮魚店が営む食堂で、看板メニューの海鮮丼は絶品です。
【食堂 光】
営業時間:10:00~14:00、17:30~21:00(日曜定休)
住所:福岡県福岡市中央区春吉1-6-1
電話番号:092-791-6230
12:00
【相島】
電車に乗って1時間ほど北上し、港から20分ほど船に乗れば、そこに広がるのは猫の楽園です。
沖に浮かぶ「相島」は、人口200人ほどの島なのですが、なんとそれを上回る250匹ほどの猫が島に住んでいます。アメリカのメディア、CNNに世界6大猫スポットのうちの一つとして認定されるほど猫が多い「相島」ですが、その理由は外敵が少なかったことと島民の方々のお世話のおかげだそうです。島には食事処も存在し、ランチを楽しむこともできます。「丸山食堂」でちゃんぽんなどの相島グルメに舌鼓を打ちましょう。
自由気ままに暮らす猫たちと一緒に、のんびりと癒しの時間を過ごしてみませんか。
【相島地域産物展示販売所 丸山食堂】
営業時間:11:00~17:00(火・水曜定休)
住所:福岡県糟屋郡新宮町大字相島1382-2
電話番号:092-962-4360
【町営渡船しんぐう】
3/1~10/31 7:50~17:30(新宮始発相島最終)
11/1~2月末日 7:50~17:00(新宮始発相島最終)
大人480円、小児240円(片道)
住所:福岡県糟屋郡新宮町湊437-2
電話番号:092-962-0482
16:00
【マイング博多】
相島から帰ってきたら、最後は博多駅でお土産を買って帰りましょう。博多駅直結のショッピングモール「マイング博多」には、90店舗以上の店が入っています。ばらまき系の食べ物からもつ鍋セット、さらには食器や織物まで何でもそろえることができます。迷ってしまいそうですが、帰りの便の時間は忘れないようにしましょう。
【マイング博多】
営業時間:9:00~21:00(月曜定休)
住所:福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1
電話番号:092-431-1125
【さいごに】
福岡1泊2日の旅はいかがでしたか?福岡は何度来ても私たちに違った顔を見せてくれます。ぜひ今回の記事を参考に、皆さんも訪れてみてください。