デンマークの首都である「コペンハーゲン」への旅行を考えており、自然豊かで美しい景色が見られるおすすめ観光スポットから、遊び尽くすために計画を立てたい方も多いのではないでしょうか。
「コペンハーゲン」は、博物館や美術館をはじめ、お城や市庁舎といった歴史的な建造物が堪能できるほか、アクティビティも充実しているのでカップルや家族連れにもおすすめの観光地です。
この記事では、「コペンハーゲン」の基礎知識とおすすめ観光スポットに加え、1日で遊び尽くす目的別モデルコースをご紹介していくのでぜひ参考にしてみてください。
目次
■デンマークの首都「コペンハーゲン」観光の基礎知識
■セントラルステーション周辺のおすすめ観光スポット4選
■コペンハーゲンの中心地周辺のおすすめ観光スポット7選
■アマリエンボー宮殿周辺のおすすめ観光スポット8選
■クリスチャンスボー城周辺のおすすめ観光スポット3選
■クリスチャニア周辺のおすすめ観光スポット4選
■編集部おすすめ!コペンハーゲン観光で遊び尽くす1日のモデルコースをご紹介
■さいごに
デンマークの首都「コペンハーゲン」観光の基礎知識
デンマークの首都「コペンハーゲン」は、日本の羽田空港からの直行便を利用すると約11時間で到着し、観光におすすめのベストシーズンは天候が安定している6月~8月です。
旅行の費用相場は3泊で約30万円~40万円となっており、コーヒー1杯が700円でランチは2,000円が平均と、物価は日本より高めです。
日本との時差 | マイナス8時間 ※サマータイム(3月下旬から10月下旬)はマイナス7時間 |
日本からの移動時間 | 直行便で約11時間 ※乗り継ぎ便だと18時間以上かかる場合あり |
観光のベストシーズン | 6~8月 |
費用相場 | 平均30~40万円(3泊) 5泊だと平均40~50万円 |
公用語 | デンマーク語 ※英語は通じます。 |
通貨 | デンマーク・クローネ(DKK) 1デンマーク・クローネ=21.86円(2024年10月現在) |
物価 | 日本より高い。 カフェのコーヒーは700円前後、ランチは2,000円~、ディナーは5,000円前後~ |
治安 | 基本的には良いが、深夜や中央駅付近はスリ・強盗に注意。 ノアブロ地区・クリスチャニア地区は違法薬物、チェックイン・チェックアウトやビュッフェでは置き引きに注意が必要。 |
観光中の移動手段 | 路線バス・水上バス・鉄道(DSB)・メトロ・レンタサイクル |
観光の際はシティパスを購入すると公共交通機関が一定時間乗り放題になるほか、コペンハーゲンカードであれば乗り放題に加えて一部公共施設が無料・割引になるので、ぜひ活用してみてください。
また、航空券の予約は東京の羽田空港からコペンハーゲンへの直行便を運航している「スカンジナビア航空」がおすすめです。
航空券の往復最安値と観光スポット周辺のホテルが一緒に予約できるため、スムーズにコペンハーゲンを観光したい時に便利と言えます。
航空券の取り方については次の記事も参考にしてください
飛行機のチケット(航空券)の取り方を分かりやすく解説!
セントラルステーション周辺のおすすめ観光スポット4選
デンマークの首都であるコペンハーゲンの基礎知識に続いて、エリア別におすすめの観光スポットを確認していきましょう。
ここからは、「セントラルステーション」周辺のおすすめ観光スポット4選と、自然を満喫できるベストシーズンをご紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
チボリ公園
「チボリ公園」は1843年に開園した世界で2番目に古い遊園地で、花々が彩る美しい庭園を利用したクラシックなアトラクションが楽しめる人気の観光スポットです。
コペンハーゲンのシンボル的な存在になっている「チボリ公園」は、夜にはイルミネーションが点灯して幻想的な雰囲気を味わうことができ、ディズニーランドのモデルになったという逸話も残っています。
園内では美しい庭園を散策したり、メリーゴーランドや木製ジェットコースターに乗って遊ぶのがおすめです。また、色とりどりの花が咲く春から夏の時期がベストシーズンとなっています。
コペンハーゲン市庁舎
「コペンハーゲン市庁舎」は1905年に完成したコペンハーゲン中心部にある歴史的な建物で、高さ105.6メートルの市庁舎塔からは市内の景色を一望できます。
市庁舎は市の重要な行政施設として利用されており、市庁舎前の広場はさまざまなイベントやお祭りが開催される会場として、地元の人々にも親しまれています。
観光で訪れる際は市庁舎内ホールや時計台などを見学して、晴れていれば塔からの自然豊かな景色を楽しみ、イベントが開催されていれば盛況な地元の雰囲気に浸るのもおすすめです。
デンマーク国立博物館
「デンマーク国立博物館」は、デンマークの文化や歴史が学べる国内最大の博物館で、約250年前の武装集団であるヴァイキングが存在した時代の遺品や中世の工芸品といったさまざまな展示物を見学可能です。
「デンマーク国立博物館」にはデンマーク文化遺産が保存・展示されているほか、エジプトのミイラなどの歴史的資料や、貴重なコレクションが多数収蔵されています。
館内には子ども向けの体験コーナーやレストランがあるので家族連れでも楽しめるスポットであるほか、天候に関係なく楽しめる魅力もあります。
ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館
「ニイ・カールスベルグ・グリプトテク美術館(ニュー・カールスバーグ美術館)」は、カールスバーグビール創業者のカール・ヤコブセン氏が収集した古代以来の彫刻や絵画などが展示されている美術館です。
ローマ・ギリシャの彫刻や古代エジプトなど、世界中から集められたアートコレクションが充実しており、館内からは屋内庭園「ウィンター・ガーデン」を眺めることができます。
館内では古代彫刻や印象派絵画をゆっくりと鑑賞しながら、カフェで一息つくのも良いでしょう。また、雨の日に屋外の観光スポットへ行けなくなった時の行き先としてもおすすめです。
コペンハーゲンの中心地周辺のおすすめ観光スポット7選
セントラルステーション周辺の観光スポットに引き続き、「コペンハーゲン」中心地のおすすめ観光スポットをご紹介します。
「コペンハーゲン」の中心地には、植物園・お城・市場などさまざまな観光スポットがあり、家族連れで楽しめる場所を探している方にもおすすめです。
コペンハーゲン大学植物園
「コペンハーゲン大学植物園」は1600年に設立された植物園で、ビクトリア様式で建てられたガラス温室の熱帯植物をはじめとする、さまざまな植物や花の姿を見学できます。
また、同園はコペンハーゲン大学の研究拠点としても利用されているため、植物に関する学術的なコレクションが一般公開されている場所でもあります。
寒い時期であれば温かい館内でゆっくりと植物を観察できるほか、ピクニックエリアのコーヒーカートで軽食を買って自然を満喫する楽しみ方もおすすめです。
ローゼンボー城
「ローゼンボー城」は1606年にクリスチャン4世によって建造されたルネサンス様式のお城で「王の庭」と呼ばれる美しい庭園が有名な観光スポットです。
場内にはデンマーク王室の歴史的なロイヤルジュエリーなどが展示されており、豪華な内装を眺めながら非日常的な雰囲気を堪能できます。
王冠や美術コレクションを見学して王室の歴史を感じつつ、晴れた日には「王の庭」での散歩やピクニックを楽しむなど、家族連れにもおすすめです。
デーヴィス・コレクション
「デーヴィス・コレクション」はデンマークの近代美術を展示する美術館で、弁護士・実業家のC.L.デーヴィスの美術コレクションが多数収蔵されています。
館内はイスラム美術やヨーロッパ美術をメインに、さまざまな彫刻・装飾品・絵画・陶器が展示され、フラッシュを焚かなければ写真撮影も許可されています。
優れた絵画や工芸品を鑑賞しながらデンマークの歴史と文化に触れられる、季節や天候と関係なく楽しめるスポットなので、アートがお好きな方にもおすすめです。
トーベヘルネ市場
「トーベヘルネ市場(トーブ・ハレヌ市場)」は、デンマークのグルメや新鮮な食材が集まる屋内マーケットで、地元の人々や観光客にも人気のスポットです。
コペンハーゲンの食文化を体験できる「トーベヘルネ市場」は、紅茶・ナッツ・チョコレートといったお土産を購入したり、地元の生産者と直接交流できる場所でもあります。
市場にはフードコートも用意されており、デンマークの伝統料理やシーフードを堪能するのも良いでしょう。新鮮な食材に興味がある方は、午前から正午までに訪れるのがおすすめです。
ストロイエ
「ストロイエ」はコペンハーゲンの有名なショッピングストリートであり、さまざまなカフェ・レストラン・ブランドショップなどが立ち並んでいます。
1962年に車両通行が禁止されたヨーロッパ最大の歩行者天国としても知られており、毎日多くの観光客や地元の人々で賑わっている人気の観光スポットです。
ショップでのお買い物やカフェのコーヒーを楽しんだり、ストリートパフォーマンスを観て賑やかな雰囲気に浸ってみましょう。また、クリスマスは通り全体がイルミネーションが輝くベストシーズンでもあります。
ラウンドタワー
「ラウンドタワー」はクリスチャン4世によって建築された螺旋状のスロープが特徴的な展望台で、屋上からはコペンハーゲンの自然豊かな景色を一望できます。
「ラウンドタワー」が天文観測や学術研究の拠点として使用されていた名残から、タワーに設置されている天体望遠鏡で美しい星空を観ることも可能です。
螺旋状のスロープを登りながら天文学に関する展示を楽しんだり、屋上から見える景色の写真を撮影できるスポットなので、晴れの日が多い夏場がベストシーズンと言えるでしょう。
旧王立劇場
「旧王立劇場」は、1748年に建設されたデンマークの伝統芸能・オペラ・バレエが楽しめる劇場で、クラシックな建物の外観と豪華な内装が魅力的な観光スポットです。
コペンハーゲンに設立された3つの王立劇場の中で最も古く歴史の長い劇場であり、世界的に有名なデンマーク王立バレエ団の公演を鑑賞できます。
オペラやバレエの公演でデンマークの文化に触れながら、優雅な時間を楽しみたい方におすすめです。また、「旧王立劇場」へ訪れる際は予約してチケットを確保しておいた方が良いでしょう。
アマリエンボー宮殿周辺のおすすめ観光スポット8選
「アマリエンボー宮殿」は衛兵の交代式が観られる観光スポットとして有名であるほか、周辺エリアにある銅像や噴水といったフォトスポット、港町周辺のクルーズなどさまざまな楽しみ方ができます。
続いては、「アマリエンボー宮殿」周辺のおすすめ観光スポット8選とベストシーズンをご紹介していくので、自然豊かな景色や建造物に興味がある方もぜひチェックしてみてください。
人魚姫の像
「人魚姫の像」は、デンマークの作家であるアンデルセンの物語に基づいて作成されたブロンズ像で、コペンハーゲンのシンボル的な存在としても有名です。
デンマークの実業家であるカール・ヤコブセンによって寄贈された「人魚姫の像」ですが、これまでに何度かイタズラによって破壊されてきた歴史があり、その都度修復されています。
スポットへ訪れた際は海辺に座る「人魚姫の像」と一緒に写真を撮影したり、港の風景を眺めながら付近を散策するなど、ゆったりとした過ごし方もおすすめです。
カステレット要塞
「カステレット要塞」は1626年に建設された星型の要塞で、歴史的な軍事施設と自然豊かな公園を観光できるスポットです。
現在はデンマーク軍の兵舎としても利用されていますが、一般開放されている時間であれば、観光名所として自然の景色を楽しみながら散歩やランニングを楽しむことができます。
春と秋は新緑と美しい紅葉が見られるベストシーズンであり、星型の土手をゆっくりと周回しながら景色を眺めたり、デンマークの歴史に思いを馳せてみるのも良いでしょう。
ゲフィオンの噴水
「ゲフィオンの噴水」はデンマークの神話と歴史を表現した作品であり、デンマークの創造神である女神ゲフィオンが牛を狩る姿で描かれています。
噴水を訪れた際には、水の音を聞きながらベンチで一息ついたり、記念写真を撮影するのにおすすめな観光スポットです。快晴の日であれば、噴水の彫刻が輝いてより美しく見えるでしょう。
また噴水の近くには、自由博物館(デンマーク・レジスタンス博物館)があり、ドイツ・ナチスの占領下にあったデンマーク国民の抵抗運動や戦時下の生活の記録を見学できます。
デザイン・ミュージアム・デンマーク
「デザイン・ミュージアム・デンマーク」は1890年に設立されたデンマークデザインの歴史に関する美術館で、工芸品・ファッション・家具などの展示物を見学可能です。
ミュージアム内ではデンマークを含む、世界のさまざまなデザインの展示会を開催しているほか、毎週日曜日には観光客にもおすすめの見学ツアーを開催しています。
展示物を見てデンマークデザインの起源を学んだり、館内のカフェや公園などでくつろぐこともできるので、のんびりと過ごせるスポットを探している方にも最適でしょう。
アマリエンボー宮殿
「アマリエンボー宮殿」は18世紀に建設されたデンマーク王家の冬の住まいであり、宮殿の一部が博物館として一般開放されている人気の観光スポットです。
4つの宮殿が広場を囲む形になっている「アマリエンボー宮殿」では、各宮殿を衛兵が警備している姿が見られます。宮殿博物館では、美術品を鑑賞しながら王室の歴史や生活の雰囲気を感じられるでしょう。
また、正午には衛兵の交代式が見られることでも有名なので、王宮の雰囲気を味わってみたい方は午前中から正午の時間帯に訪れてみることをおすすめします。
フレデリック教会
「フレデリック教会」はロマネスク・バロック様式で建設されたデンマーク最大級の教会で、巨大なドーム型の屋根と大理石による荘厳な雰囲気を特徴としています。
「フレデリック教会」は1749年に建設をスタートしてから完成までに約1世紀を費やしたことでも知られており、教会内部の美しい装飾や彫刻によって神秘的な雰囲気を味わうことができます。
教会の場所はアマリエンボー宮殿に近いので観光ルートとしてもおすすめであり、晴れた日の午後などに訪れるとドーム型の天井デザインがより美しく見えるでしょう。
ニューハウン
「ニューハウン」はカラフルな町並みが特徴の港町であり、かつて童話作家の「アンデルセン」が住んでいたことでも有名な観光スポットです。
元々は船着き場として利用されていた場所ですが、現在はカフェやレストランなどが充実しており、連日地元の人々や観光客で賑わう場所となっています。
暖かい雰囲気が楽しめる夏の夕方がベストシーズンで、レストランのテラス席で自然を眺めながら地元の料理を楽しんだり、夜にライトアップされた港の風景を眺める過ごし方もおすすめです。
運河クルーズ
「運河クルーズ」では、オペラハウス・人魚姫の像といった建造物やコペンハーゲンの街並みを、約1時間かけて船でゆっくりと観光できます。
クルーズではガイドの解説を聞きながら主要なスポットを効率よく楽しむことができるので、街を歩くのとは違うおもむきのある「水上からの景色」に興味がある方にもおすすめです。
ベストシーズンは涼しくて心地よい夏の夕方と日没後で、特に夜のクルーズでは光輝く街並みをゆっくりと堪能できるので、カップルや夫婦で景色を楽しむのにもぴったりでしょう。
クリスチャンスボー城周辺のおすすめ観光スポット3選
運河や人魚増を堪能できるアマリエンボー宮殿周辺のおすすめスポットの次は、「クリスチャンスボー城」周辺の観光スポットをチェックしてみましょう。
クリスチャンスボー城では王室の雰囲気や城の歴史を学べるほか、近くには美術館や王立図書館などがあるため、文化的な1日を過ごしたい方におすすめのエリアです。
クリスチャンスボー城
「クリスチャンスボー城」は12世紀に建設された王室の拠点であり、最高裁判所や国会議事堂といった政治に関わる施設が集中した珍しい観光スポットです。
現在の「クリスチャンスボー城」は18世紀ごろに再建されたもので、過去には何度も火災や戦争の被害を受けてきた歴史があり、城の地下には遺跡が残されています。
王室の豪華な部屋や大広間などを見学したり、「クリスチャンスボー城」の外から建築美を楽しむのもおすすめなので、平日であれば人が少ない午前中に訪れてみてください。
トーヴァルセン美術館
「トーヴァルセン美術館」は、デンマークの彫刻家であるバートル・トーヴァルセンの作品を展示する美術館です。
同美術館はトーヴァルセン自身の意思で設立されたものであり、館内では彫刻と古代美術が融合したさまざまなアートコレクションを見学できます。
クリスチャンスボー城から歩いて行ける距離にある美術館で、天気が良い日には中庭から建物のデザインを楽しんだりしてゆっくり過ごすのもおすすめです。
デンマーク王立図書館
「デンマーク王立図書館」は1648年に設立されたデンマーク最大の図書館で、コペンハーゲン大学の大学図書館としても知られています。
1999年には新館「ブラックダイヤモンド」が設立され、新館の近代的なデザインと旧館のレトロな雰囲気を味わいながら、デンマークの歴史ある蔵書を手に取ることができます。
図書館内にはカフェがあり、地元のコーヒーを飲んでリラックスするなど、平日も静かに過ごせる場所ですが雨の日の観光にも最適でしょう。
クリスチャニア周辺のおすすめ観光スポット4選
「クリスチャニア」は独自のコミュニティ「自由都市」を形成しており、周辺には教会やオペラハウスのほか、ストリートフードマーケットなどさまざまな観光スポットが存在します。
ここからは、「クリスチャニア」周辺のおすすめ観光スポット4選をご紹介していくので、非日常的な雰囲気を楽しみたい方もぜひチェックしてみてください。
クリスチャニア
「クリスチャニア」はコペンハーゲンの中心にある自治共同体であり、独自のルールに基づいて運営されるユニークな雰囲気が魅力の観光スポットです。
元々は軍用地だった場所を占拠した人々によって始まった自由都市であり、自由な精神を象徴するさまざまなグラフィティアートや手作りの建物などを見物しながら散策を楽しめます。
独創的なアートに触れながら、手作りの工芸品店やカフェでクリスチャニア独自の雰囲気に浸りつつ、ライブミュージックに耳を傾ける時間を過ごしてみてください。
救世主教会
「救世主教会」は1965年に完成したバロック様式の教会で、螺旋状の特徴的な外階段を含めて、クリスチャニアのランドマークとして親しまれています。
クリスチャニアからは歩いて約10分ほどの場所にあり、教会の中に入ると美しいステンドグラスや天使の彫刻による荘厳な雰囲気が感じられるでしょう。
外階段を上がって高さ約90メートルの塔の頂上に登ると、コペンハーゲンの自然豊かな景色を一望できるので、晴れた日に訪れる観光スポットとしてもおすすめです。
オペラハウス
「オペラハウス」は2005年に設立されたコペンハーゲン港に面するモダンなオペラ劇場で、ガラス張りの近代的な外観を特徴としています。
劇場へ訪れた際は豪華な内装を見たり、世界トップクラスのオペラバレエ公演を鑑賞しながら、文化的で贅沢な時間を堪能してみましょう。
公演が終了した後は、ライトアップされた「オペラハウス」の外観にもぜひ注目してみてください。
「オペラハウス」はクリスチャニアから歩いて約15分ほどの距離にありますが、水上バスの利用もおすすめです。
レッフェン
「レッフェン」は2018年にスタートした約50台のフードトラックが並ぶストリートフードマーケットで、デンマークをはじめとする世界中の料理を味わうことができます。
コペンハーゲンの食文化と国際的な食文化を同時に楽しめるスポットとして人気があり、美味しい食事を味わいながら賑やかな雰囲気を体験できるでしょう。
週末には音楽ライブなどのイベントも開催されており、海外の音楽と食文化に触れながら、贅沢な時間を過ごしたい方にもおすすめの観光スポットです。
編集部おすすめ!コペンハーゲン観光で遊び尽くす1日のモデルコースをご紹介
「コペンハーゲン」には、歴史と自然を感じられる観光スポットが目白押しですが、計画を立てることで無駄なく楽しみ尽くすことができます。
ここからは、コペンハーゲンを楽しみ尽くす1日のモデルコースを目的に合わせてご紹介していくので、観光スポット巡りの参考にしてみてください。
1日観光のモデルコース①買い物と観光を楽しむ
コペンハーゲンで買い物と観光を楽し尽くす1日は、朝に「ニューハウン」の街並みを散策しつつ、近くの「ブカ・ベーカリー」でデニッシュやカルダモンパンを味わうことからスタートするのがおすすめです。
付近の歩行者天国「ストロイエ」でショッピングを楽しんだ後は、キッチンカーの「デニッシュホットドッグ」でお昼を過ごし、「クリスチャニア」でアートに触れ、救世主教会の展望台から景色を一望します。
夕方からは「レッフェン」の屋台で地元グルメを堪能するか、「セントラルステーション」方面へ戻り、夜まで開園している「チボリ公園」で遊んで1日を締めくくるのも良いでしょう。
1日観光のモデルコース②建物や街並みを最大限楽しむ
コペンハーゲンの建物や街並みを最大限に楽しむ1日を過ごすなら、朝はホテルもしくは「ローゼンボー城」のカフェでくつろぎながら朝食を摂るのがおすすめです。
「ローゼンボー城」もしくは「フレデリック教会」を訪れた後は、「アマリエンボー宮殿」へ向かいます。「ニューハウン」で昼食とショッピングを満喫しながら一息つく時間も堪能しましょう。
運河クルーズで人魚像などを眺め、「救世主教会」「ギネスワールドオブレコーズ博物館」「ラウンドタワー・デンマーク国立博物館」を巡り、夜は「チボリ公園」でディナーと遊びを満喫します。
1日観光のモデルコース③公共交通機関利用
コペンハーゲンを公共交通機関で回りたい時は、「セントラルステーション」近くのパン屋で朝食を摂り、「コペンハーゲン市庁舎」と「アンデルセンの銅像」を見学しましょう。
次に、「クリスチャンボー城」と「アマリエンボー宮殿」へ向かい衛兵の交替式を観覧し、街中のレストランで昼食を摂りつつ、午後は「カステレット要塞」「人魚姫の銅像」「ゲフィオンの泉」を巡ります。
「フレデリック教会」を訪れた後に「アマ―広場」や「ストロイエ」を散策して、「ロイヤルコペンハーゲン」で買い物を楽しみ、夜は「ニューハウン」でディナーか「チボリ公園」で過ごすのがおすすめです。
1日観光のモデルコース④有意義に歴史とアートに触れる
コペンハーゲンの歴史とアートに触れる1日の朝は、ホテルもしくはカフェで軽食を摂り、約1時間ほどかけてコペンハーゲン郊外の「クロンボー城」へ向かうのがおすすめです。
シェイクスピアの「ハムレット」の舞台となったお城として有名なスポット「クロンボー城」を巡り、お昼は「世界で最も美しい美術館」と呼ばれる「ルイジアナ近代美術館」を訪れ、アートや建物の外観を堪能します。
夕方からは「コペンハーゲン駅」方面へ戻り、「チボリ公園」でアトラクションや園内レストランのディナーを満喫しながら、ホテルに戻ってアートと歴史に触れる1日を締めくくりましょう。
さいごに
この記事では、デンマークの首都「コペンハーゲン」のおすすめ観光スポット26選と、「コペンハーゲン」を1日で楽しみ尽くすモデルコースをご紹介しました。
「コペンハーゲン」は公共交通機関が乗り放題になるシティパス・カードが購入でき、宮殿や美術館といったさまざまな観光スポットを巡ることで有意義な時間を堪能することができます。
コペンハーゲンの観光は、「スカンジナビア航空」がおすすめです。東京の羽田空港からコペンハーゲンへの直行便を運航しているので、行ってみたい観光スポットが見つかった方はぜひ活用してみてください。