「ニュージーランド」には手つかずの大自然が数多く残されており、思わず息をのむほど雄大な景色や、ゆったりした時間を過ごせる観光スポットがたくさんあります。
また、リゾート地になっているスポットも多く、大自然を活かしたアクティビティが楽しめる点も見逃せません。
この記事では、「ニュージーランド」のおすすめ観光スポットと、抑えておきたいおすすめのグルメやお土産についてもご紹介していきます。
■ニュージーランドの観光おすすめスポット10選
■ニュージーランド観光で食べておきたいグルメ3選
■ニュージーランド観光の定番お土産3選
■ニュージーランド観光の予備知識
■さいごに
ニュージーランドの観光おすすめスポット10選
さっそく「ニュージーランド」観光で抑えておくべきおすすめスポットを見ていきましょう。
「ニュージーランド」の大自然はもちろん、映画のロケ地、非日常を体験できる観光スポットが目白押しです。
幻想的な星空が観測できる「テカポ湖」
「テカポ湖」は、豊かな自然に囲まれたミルキーブルーの湖と厳粛な雰囲気が感じられる「善き羊飼いの教会」が特徴的な絶景スポットです。
昼間はミルキーブルーの美しい湖を眺めることができ、夜は幻想的な星空観測と、昼夜いつでも楽しめる名所と言えます。
そのため、昼は教会見学やハイキング、夜は星空観測でロマンティックなひと時を過ごす楽しみ方がおすすめです。
映画の世界観が体験できる「ホビット村」
「ホビット村」は、世界的大ヒット映画「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのスピンオフ作品「ホビット」のロケ地として有名な観光名所の一つです。
スポットには撮影で使われたセットがそのまま残されており、まるで映画の登場人物になった気分で、実際に歩いて世界観を体験できるのが魅力です。
特に、映画で登場したホビット族の酒場「グリーン・ドラゴン(緑竜館)」では、英国風エール、アップルサイダー等のお酒を堪能できるため、映画のファンはもちろん非日常的な雰囲気を楽しみたい方にもおすすめの観光スポットと言えます。
自然・グルメ・文化に触れる「クライストチャーチ」
「クライストチャーチ」はニュージーランドの南島に位置する街で、観光、グルメ、自然全てを楽しむことができます。
街のあちこちに四季折々の自然が楽しめる公園や庭園があることから、「ガーデンシティ」とも呼ばれ、四季折々の自然が感じられます。
また、「クライストチャーチ」にはフレンチ、イタリアン、トルコなどあらゆるジャンルのレストランがそろっており、街の雰囲気を感じながら各国のグルメを堪能するのもおすすめです。
自然の造形美に目を奪われる「ミルフォード サウンド」
「ミルフォード サウンド」は、氷河の融解によって作り出されたフィヨルドやそびえ立つ山々など、手つかずの自然が織りなす「ニュージーランド」を代表する絶景スポットです。
数万年もの時間をかけて形成された美しい風景は、絶好の撮影スポットとして人気が高く、雨や曇りでもミステリアスな風景が楽しめます。
また、観光客に人気の滝めぐりクルーズでは、船に乗りながら様々な滝を眺めることが可能で、「ニュージーランド」の自然を満喫したい方は優先的に観光プランに組み込むのがおすすめです。
南半球で最も高いタワー「スカイタワー」
「スカイタワー」は、「ニュージーランド」の北島に位置するオークランドのシンボルになっている、約328mの高さを誇る高層タワーです。
タワー内では、市内360°を一望できるレストランでグルメを堪能したり、高さ192メートル地点で堪能する「スカイジャンプ」や「スカイウォーク」といった絶叫アクティビティが楽しめます。
また、タワーの地上階にはホテルやカジノなどの施設が充実しているため、高い場所が苦手な方でも楽しみやすい名所です。
静かなひと時が過ごせる「ワナカ湖」
「ワナカ湖」は、南島にある湖の中でも特に美しいと称される屈指のリゾート地です。
地域全体で大自然を感じられることはもちろん、水中にそびえ立つ「ワナカツリー」というシンボルが、風のない日は水面に反射して幻想的な景色を映し出します。
また、秋は紅葉が美しく、冬はスキー、スノーボードなど季節によって様々なアクティビティも楽しめるため、年中おすすめの観光スポットです。
大自然の中でアクティビティが楽しめる「クイーンズタウン」
「クイーンズタウン」は南島に位置する、ワカティプ湖に面した人気のリゾート地です。
湖畔の町として知られる「クイーンズタウン」では、カヤック、ジェットボート、ホーストレッキングなど豊富なアクティビティが楽しめます。
手つかずの広大な自然「クイーンズタウン」でしか体験できないアクティビティは、ご家族やカップルの思い出作りにピッタリと言えます。
絶景ハイキングスポット「アオラキ マウント クック国立公園」
「アオラキ マウント クック国立公園」は、空に届きそうなほど高い山々に囲まれた「ニュージーランド」屈指の大自然スポットです。
広大な公園内にはベテラン登山家から初心者まで楽しめる数々のハイキングコースが整備されており、大自然を直に感じられます。
また、氷河湖探検や遊覧船といったアクティビティを楽しみながら絶景を眺められるため、写真映えする観光スポットを求めている方は特におすすめです。
幻想的な光景が鑑賞できる「ワイトモ鍾乳洞」
「ワイトモ鍾乳洞」は、数千年の時を経て自然が形成した洞窟で、見逃せない観光スポットの一つです。
洞窟内では、ボートに乗って見学できるコースもあり、鍾乳洞の成り立ちや貴重な化石を見ることができます。
また「ワイトモ鍾乳洞」は複数の洞窟で成り立っており、「グローワーム・ケーブ」と呼ばれる洞窟では、ホタルの仲間「土ボタル」が発する星のように輝きによって、幻想的な光景を鑑賞することが可能です。
130種以上の動物が見られる「オークランド動物園」
「オークランド動物園」は、日本では見られない貴重な動物が見られるニュージーランド最大級の動物園です。
園内では130種以上の動物を飼育しており、ニュージーランドの国鳥「キーウィ」や、ニュージーランド固有種である爬虫類「トゥアタラ」などを間近で見られます。
2,800以上の生き物が飼育されており、時間によっては飼育員による解説を聞くことも可能なので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
ニュージーランド観光でチェックしておきたいご当地グルメ3選
「ニュージーランド」には世界的にも有名な観光名所が数多くありますが、ご当地グルメも充実しています。
ここからは、日本にはない食材を使った地元の伝統料理など、「ニュージーランド」観光に来たら忘れず食べておきたい特徴的なグルメをご紹介します。
パイ
「ニュージーランド」の国民的料理の一つである「パイ」は、観光に来たら必ず食べておきたいグルメです。
「ニュージーランド」の「パイ」は肉や野菜が使われたおかず系から、スイーツ系まで幅広く食べられており、現地人にとってソウルフードと言えます。
また、ラム肉や鹿肉などニュージーランドならではの食材を使った「パイ」もあり、現地のコンビニやスーパーで手軽に購入することができるため、観光に訪れたら1度お試しください。
ホーキーポーキー
「ホーキーポーキー」は、アイスクリーム大国とも言われる「ニュージーランド」で、最もよく食べられているアイスクリームです。
バニラアイスをベースに、さとうきびエキスで作られたゴールデンシロップを混ぜ込んだ、キャラメルに近い濃厚な味わいを堪能できます。
「ホーキーポーキー」は街のアイスクリーム屋を始め、カフェやデイリーと呼ばれる商店など様々な場所で販売されているので、スイーツ系で抑えておきたいグルメの一つです。
ブラフオイスター
牡蠣好きの方ならぜひとも食べておきたいニュージーランドのご当地グルメが「ブラフオイスター」です。
「ブラフオイスター」は「ニュージーランド」南島最南端の漁村「ブラフ」付近で獲れる牡蠣の一種で、日本とは違い、小ぶりで丸みを帯びた形とクリーミーな味わいが特徴です。
収穫時期が3月~8月末頃限定ではありますが、海鮮好きの方はぜひチェックしてみてください。
ニュージーランド観光の定番お土産3選
「ニュージーランド」観光では、現地ならではのお土産を抑えておきたい方もいるでしょう。
ここからは「ニュージーランド」観光に行くなら抑えておきたいかわいいパッケージのお菓子から、伝統的な工芸品などのお土産を3つご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
クッキータイム
「ニュージーランド」を代表するお菓子のお土産としてまずご紹介するのは、「クッキータイム」です。
無添加・無着色のオーガニック素材を使い、しっとりした生地が特徴的なクッキーで、広報担当であるキャラクター「クッキーマンチャー」のパッケージが目を引くお土産となっています。
個包装になった箱入りクッキーも販売されているため、職場や学校で配るお土産を抑えておきたい方は特におすすめです。
マヌカハニー
健康食として日本でも知られるはちみつ「マヌカハニー」は、「ニュージーランド」観光のお土産としてもおすすめです。
「ニュージーランド」では普段の生活からはちみつを好んでいる傾向があり、食用、石鹼、リップクリームなど様々な製品が販売されています。
好みに合わせて色んな「マヌカハニー」を選べるので、ぜひお土産候補として参考にしてみてください。
マオリの工芸品
「ニュージーランド」観光の記念に、伝統工芸品である「マオリの工芸品」もおすすめです。
「マオリの工芸品」とは、「ニュージーランド」の先住民族のマオリ族に古くから伝わる工芸品で、石や動物の骨などの自然の素材を取り入れ、継承された伝統的な技術を用いて作られています。
ネックレスやブレスレットなど様々な工芸品がある中で、「ポウナム」と呼ばれる美しいグリーンストーンのアクセサリーはパワーストーンとしても人気が高いため、形に残るお土産を検討する際はぜひチェックしてみてください。
ニュージーランド観光の予備知識
ここでは、大自然や国特有のグルメが堪能できる「ニュージーランド」観光の予備知識をまとめました。
安心して旅行を楽しめるよう、時差・物価・治安情報などを参考にしてみてください。
日本との時差 | 3時間(9月から4月のサマータイムは4時間) |
日本からの移動時間 | 成田からの直行便だと最短11時間 |
観光のベストシーズン | 3月~5月 |
費用相場 | 20万~30万程度(3泊) |
公用語 | 英語・マオリ語 |
通貨 | ニュージーランドドル(NZ$) 1ニュージーランド・ドル=88.63円(2024年12月現在) |
物価 | 日本よりやや高い。例:ミネラルウォーター1本約180円、ランチは1食平均1,500円~、ディナーは1食約2,500円~3,500円 |
治安 | 基本的に治安は良い傾向ですが、夜間の一人歩きはなるべく避け、観光客狙いのスリや窃盗・置き引きに注意 |
観光中の移動手段 | バス・レンタカー・フェリー・鉄道 |
その他ニュージーランドの自然やパワースポットが知りたいかは次の記事も参考にしてください
ニュージーランドで自然を満喫するパワースポットへ出かけよう!
補足
「ニュージーランド」は、日本とは季節が反対になるため、旅行を検討する際は用意する服装に注意が必要です。
また、「ニュージーランド」の北島と南島では鉄道が走っており、「トランツ・アルパイン」などの観光に特化した列車もおすすめです。
「クライストチャーチ」では観光路面電車のトラムが運行しており、一日乗車券を購入すれば何度でも乗り降り可能になるので、ぜひ活用してみてください。
さいごに
「ニュージーランド」は自然豊かな国立公園から、映画のロケ地を見学できるスポットなど、一生の思い出に残るような名所がたくさんあります。
もし「ニュージーランド」観光で航空券予約がまだの方は、エアトリを利用した航空券予約をご検討ください。
日本からニュージーランドまでは直行便が運航しているため、旅行に行きやすいです。