ANAのプレミアムクラスは、普通席の料金に追加料金を支払えば利用できる座席です。今回はプレミアムクラスの利用方法、特徴、利用する場合の注意点をまとめました。
※最新の情報については、公共交通機関(各航空会社やJR)のWEBページ等でご確認くださいませ。
プレミアムクラスを利用するには?
ANAのプレミアムクラスは、普通運賃や早期購入割引の料金に3,000円~15,000円を追加で支払えば利用することができます。エアトリでは、普通運賃、株主優待割引、早期購入割引の券種で、プレミアムクラスを予約時に選択できます。
*路線によって追加料金が変わります。
プレミアムクラスの5つの特徴!
プレミアムクラスでは、普通席と比べて「シートが大きい」「食事が豪華」「アメニティが充実」「ラウンジを利用可能」「無料で預けられる荷物の重量増加」など、普通席よりも豪華なサービスを受けることができます。
シートが大きくゆったり
関空から羽田って48分の飛行。
だからプレミアムシートはガラガラ。
この時間でも食事を出すらしい。
かなり、せわしいねぇー。
食事いらんから、料金下げればいいのになぁーと思う。#ANA pic.twitter.com/1bObqdZVP3— ハッピー 橋本亨(カウンセラー) (@happy3939) 2016年11月26日
プレミアムクラスのシートは、普通席と比べて大きくゆったりしています。飛行機の種類によって座席間隔やシートの大きさが異なります。座席間隔は、約127cm~144cmです。座席には「パーソナルライト」「パソコン用電源」「USB充電ポート」が装備されています。また、2017年9月から運航を開始したA321neoには12インチの個人シートモニターが設置されています。
プレミアムクラスの座席表
ANA(全日空)機内の座席表
座席間隔と設備
飛行機の種類ごとの座席間隔と設備は次の通りです。
・エアバス321・ボーイング737-800型機(座席間隔127cm)
パーソナルライト、パソコン電源、USB充電ポート、電動リクライニングシート、個人用シートモニター(A321neoのみ)
・ボーイング777-200・ボーイング777-300型・ボーイング787型(座席間隔127cm)
パーソナルライト、パソコン電源、USB充電ポート
※一部の飛行機のみ
・ボーイング767型(座席間隔127cm)
パーソナルライト、パソコン電源、USB充電ポート
・ボーイング737-700型機(座席間隔127cm)
パーソナルライト、パソコン電源
おすすめの座席
・最前列・・・足を伸ばせる(機種によって足元の広さは変わります)
・最後列・・・リクライニングする際に、後ろの方に気を遣う必要がない
おすすめしない座席
・中間座席・・・両隣、前後に座席があるため、圧迫感を感じることがある
食事や飲み物が豪華!
11/12 朝食 ¥0-
ANA Premium class 機内食 pic.twitter.com/O2lr4TUP3v— 一般人の食事 (@I_eat_meals) 2018年11月12日
ANAはプレミアムクラスの座席だと機内食が出ます。プレミアムポイント貯めるのに効率がいいのでこの座席にしましたけど、プレミアムクラスにするのも今年が最後かもしれないです。爆益上げたれら今後も使いたいですね。 pic.twitter.com/TaA5gpClOl
— みきやMAX (@J951E2f8Vl9m8Vz) 2018年11月19日
ANAでは、プレミアムクラスでのみ機内食を楽しめます。プレミアムクラスでは朝食(~10:29)、昼食(10:30~13:29)、軽食(13:30~16:59)、夕食(17:00~)を食べることができます。ANAの国内線のプレミアムクラスの機内食では、朝食・昼食・夕食の時間は各地の店舗監修のコラボレーションメニュー「Premium GOZEN」(羽田、伊丹、関西、札幌(新千歳)、福岡、名古屋(中部)の出発便のみ)、軽食の時間帯はアフタヌーンティーをイメージした軽食「Premium SABO」を食べられます。「Premium GOZEN」「Premium SABO」の弁当箱は日本のお重を模しています。一部の短い路線では食事ではなく軽食のみです。
飲み物は普通席では、「アップルジュース」「温かいお茶」「冷たいお茶」「コーヒー」「ミネラルウォーター」などのソフトドリンク、「ANAオリジナル ビーフコンソメスープ」などを飲むことができます。プレミアムクラスでは、さらに「温かい紅茶」「ANAオリジナルアイスコーヒー」「ペリエ」「コーラ」「スペシャルドリンク」を飲むことができます。また、スープも「きのこポタージュスープ」が加わります。アルコールは、「ワイン」「日本酒」「焼酎」「ビール」「ハイボール」を無料で飲むことができます。
アメニティが充実
プレミアムクラスではアメニティが充実しており、「高性能ヘッドフォン」「ウール100%の毛布」を利用できます。さらに、「枕」「耳栓」「マウスウォッシュ」も用意しており、客室乗務員に申し付ければ利用できます。
国内線ラウンジを利用可能
さらに国内乗り換えー
ANAのダイヤモンド会員になったので、ランクアップしてスイートラウンジ!
普通のANAラウンジよりも、デキる風ビジネスマンだらけです!!笑 pic.twitter.com/2ABRzGyUkB
— MASA (@tsu_ji_8937) 2017年4月15日
プレミアムクラスでは空港内にあるANAの専用ラウンジ「ANA LOUNGE」を利用することができます。ソフトドリンク、アルコールのドリンクサービスもあります。またラウンジではシャワーを利用できるなど、搭乗までの時間を優雅に過ごすことができます。
ANAのラウンジについては次の記事も参考にしてください
優雅な時間を過ごせる!ANAのラウンジのサービスまとめ
無料で預けられる荷物の重量が増加
普通席は無料で預けられる荷物の重量が20キロまででしたが、プレミアムクラスは40キロまで荷物を預けることができます。また、搭乗優先案内や手荷物受取優先などのサービスを受けることができます。さらに、新千歳空港、羽田空港、伊丹空港、福岡空港を出発する際は、プレミアムクラス専用の保安検査場を利用できます。普通席と比べて搭乗まで時間がかからないのもプレミアムクラスのメリットの1つです。
ANAの荷物については次の記事も参考にしてください
サイズや重量にルールあり!ANAの国内線の荷物制限まとめ
プレミアムクラスの注意点
ANAのプレミアムクラスは機種によっては利用できない場合があります。主要空港まで運航している大型の機種は利用できますが、小型の機種はプレミアムクラスを利用できません。
プレミアムクラスが利用できる便は次の通りです。
・エアバス321型機
・ボーイング777-200型機・ボーイング777-300型機
・ボーイング787-8型機・ボーイング787-9型機
・ボーイング767-300型機
・ボーイング737-700型機・ボーイング737-800型機
まとめ
ANAのプレミアムクラスは普通運賃、早期購入割引の料金に3,000円~15,000円を追加することで利用できます。プレミアムクラスでは、普通席と比べて「シートが大きい」「食事が豪華」「アメニティが充実」「ラウンジを利用可能」「預けられる荷物重量が増える」などさまざまなサービスを受けることができます。
プレミアムクラスを利用できる機種とできない機種があり、小型の機種はプレミアムクラスを利用できません。プレミアムクラスを利用できる機種はANAの国内線のクラスは2種類!ANAの座席まとめを参考にしてください。
なお、エアトリでもANAのプレミアムクラスの航空券を予約することができます。航空券選択画面にて「アップグレード席」にチェックを入れるだけです。
エアトリならANAのプレミアムクラスも予約可能!航空券の予約はこちら!
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国内線のANAの機内サービスまとめ
ANAの国内線のクラスは2種類!ANAの座席まとめ
何分前に済ませばよい?ANAのチェックイン方法
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