8月は花火大会の本番シーズンです!毎週のように全国各地でさまざまな花火大会が開催されます。どの花火大会にも独自の特色があり、規模もプログラムも多種多様で訪れる人を楽しませます。今回は、8月に開催される全国の花火大会を東日本と西日本に分け、日程順にまとめてみました。
8月に行われる東日本の花火大会
8月1日(火)開催予定
第35回江東花火大会【東京都】
江東花火大会は、数多くの花火大会が開催される8月のトップバッターを飾る、東京有数の花火大会です。会場となる荒川に浮かぶ台船から次々と連続で打ち上がるスターマインは、観覧席からの距離が近いこともあり、大迫力です。さらにメインの会場となる河川敷は、なんと150mという至近距離から間近で花火を鑑賞できます。
花火大会では最も大きなもので4号玉までが打ち上げられ、荒川上空に大輪の花を咲かせます。江東花火大会は、荒川沿いに花火鑑賞スポットが多いため、観客数のわりに人数が分散するので、ゆったりと花火を見ることができます。のんびりと河川敷にレジャーシートを敷いて花火鑑賞をするのもおすすめです。
函館開港158周年記念 函館港まつり協賛 第62回道新花火大会【北海道】
今年で62回目を迎える歴史のある花火大会です。毎年8月上旬に開催される「函館港まつり」のオープニングとして開催され、祭りのムードを大いに盛り上げます。花火大会は全5部構成のプログラムとなっており、毎年さまざまな演出で観客を楽しませてくれます。函館港を彩る大輪の花火は、函館の夏の風物詩です。
打ち上げられる花火の種類がひじょうに豊富で、特にきらびやかなワイドスターマインや、港が海上となっていることを活かした水中花火が見どころです。函館港の全体が鑑賞スポットとなっているので、港のどこからでも花火が見やすいのも嬉しいポイントです。間近で花火を見るなら函館港がおすすめですが、花火と函館の美しい夜景を同時に楽しめる、函館山からの鑑賞も人気があります。
8月3日(木)開催予定
湯河原温泉海上花火大会【神奈川県】
湯河原温泉海上花火大会は、湯河原に古くから伝わる「湯河原やっさまつり」のフィナーレを飾る花火大会です。湯河原の夏の訪れを告げる、人気のイベントとなっています。約6000発の花火が、湯河原海水浴場沖に次々と打ち上がります。間近で花火のダイナミックな迫力を感じたいなら、砂浜での鑑賞がおすすめです。頭上で大きく花開く花火の迫力に、圧倒されることでしょう。
花火大会の目玉は、海上に現れるカラフルな水中スターマイン。色とりどりに輝くスターマインが海上に反射してきらめき、幻想的な美しさで観客を魅了します。そのゴージャスな眺めは、息をのむほどの光景です。その他にも、30㎝玉の巨大スターマインなど、豪快できらびやかな花火の競演が楽しめます。
8月5日(土)開催予定
第48回仙台七夕花火祭【宮城県】
仙台の夏の風物詩として知られる仙台七夕花火祭は、東北で開催される中でも人気の高い花火大会です。毎年40万人を超える観光客が訪れ、大きな賑わいを見せます。花火大会では毎年テーマが設定され、48回目を迎える今年のテーマは「以心伝心~心通うやさしい強さあふれる仙台(まち)へ~」であり、ひとりひとりの想いを未来に繋ぐというテーマに合わせた花火の演出が期待できます。
仙台七夕花火祭の会場は都市の中心部。都市部で行う花火大会としては珍しい大規模な花火大会です。約1万6000発の花火が次々と打ちあがるダイナミックな光景に人気を呼び、観光客も年々増加しています。シドニー五輪閉会式の花火を担当した地元仙台の企業「芳賀火工」による匠の技を間近で体感できるのも、この花火大会ならではのみどころです。
幕張ビーチ花火フェスタ2017(第39回千葉市民花火大会)【千葉県】
約20,000発の花火が次々に打ち上がる、国内最大規模の花火大会です。2017年は「花火で勇気と感動を!」をテーマに、盛大な花火のショーが楽しめます。今年は前年度よりさらに演出がスケールアップし、音楽と花火だけでなく、炎の演出が新たに加わり、よりダイナミックな花火ショーとなっています。
国内最大規模の花火大会だけあって、花火のバリエーションもさまざまです。音楽とコラボレーションしたミュージックスターマインや、大迫力の尺玉をはじめ、珍しい花火が惜しげもなく打ち上がります。また、会場である海辺のロケーションを活かした、海上花火も見逃せません。フィナーレでは約7,000発の特大ミュージックスターマインが打ち上がり、毎年大きな盛り上がりを見せます。とにかく大迫力の花火エンターテインメントを楽しみたい方には特におすすめの花火大会です。
8月7日(月)開催予定
青森ねぶた祭協賛第63回青森花火大会【青森県】
青森花火大会は、全国的にも有名な「青森ねぶた祭」の最終日を飾る花火大会です。海上を運行するさまざまなねぶたと花火の競演という、この花火大会でしか見られない珍しい光景を楽しめます。登場するねぶたの数々は、ねぶた祭りで賞を獲得したものばかり。中には、最高賞となる「ねぶた大賞」を獲得したねぶたもあり、極彩色のねぶたが大輪の花火の下でゆっくりと進んでいく光景はひじょうに幻想的です。
約11,000発の打ち上げ数を誇る青森花火大会は、二尺玉をはじめ、日本の伝統的な花火の数々が海上を彩ります。中でも、フィナーレを飾る豪華絢爛な大型スターマインが見どころです。青森港を真昼のように明るく染めるダイナミックなスターマインは、まさにフィナーレに相応しい大迫力の花火です。
8月12日(土)開催予定
2017うつのみや花火大会【栃木県】
地元密着型の花火大会として愛されているうつのみや花火大会は、毎年テーマを変えてさまざまな演出を凝らしています。2017年のテーマは「幸せ~みんなとつながる一つの夜空~」。音楽と花火のコラボレーションによる3部構成の演出で、花火大会を盛り上げます。
2017年は、幸せをテーマにしたメッセージを集めたことだま花火や、花火大会連動企画として開催された「花火の絵展覧会」から選ばれた作品を実際の花火にした企画など、地元ならではの市民参加型の花火コーナーがあります。また、フィナーレを飾る演出は、大型玉のみを次々と打ちあげる大迫力の花火の競演です。今年はこれまでの場所から打ち上げ会場を変更したことで、さらに花火の打ち上げ規模が拡大されました。これまで以上のダイナミックなフィナーレが期待できることでしょう。
8月26日(土)開催予定
第4回 新舞子ビーチフェスティバル花火大会【愛知県】
新舞子ビーチフェスティバル花火大会は、新舞子の夏の終わりを飾る盛大なフェスティバルのフィナーレとなる花火大会です。見どころは、新舞子マリンパークの海に浮かんだ台船から打ちあがるスターマインと、水中スターマインの2つが組み合わさった、幻想的なスターマインのコラボレーションです。それぞれ異なる2つのスターマインが海面に映る様子はひじょうに美しく、人々の心に残る華麗な演出が人気です。
会場となる新舞子マリンパークの浜辺から間近で花火を鑑賞できるので、花火の光が海に反射する色鮮やかな光景が美しいと評判を呼んでいます。花火大会周辺では、ビーチフェスティバルのさまざまなイベントが開催されているため、大人から子供まで半日楽しめるのも嬉しいポイントです。
8月に行われる西日本の花火大会
8月5日(土)開催予定
第29回なにわ淀川花火大会【大阪府】
なにわ淀川花火大会は、市民ボランティアを中心とした手作りの花火大会です。しかし、その手作りの温もりにあふれた演出が話題を呼び、今や大阪最大級の規模と人気を誇る花火大会となっています。大阪で開催される花火大会の中でも、夏の風物詩として特に市民に親しまれています。
人気の秘密は、バラエティ豊かな花火。高度の異なる花火を打ち上げることで奥行き感のある演出を可能にした「フラワーサーカス」をはじめ、ここでしか見られない多種多様な花火が打ち上がります。今年は例年よりも10分早い開催となるため、人気の花火演出がさらに拡大することが期待されています。フィナーレを飾るのは、迫力満点の尺玉の一斉打ちです。大阪の夏の夜空に、大輪の花火が打ち上がります。
第47回みなとこうべ海上花火大会【兵庫県】
例年30万人規模の観光客が訪れる、兵庫県有数の人気を誇る花火大会です。1000万ドルの景色ともいわれる神戸の夜景と花火のコラボレーションが楽しめるため、全国の花火大会の中でも美しさに定評があります。さらに、会場が海となっているため、どの鑑賞スポットから見ても、海上に映る花火のきらびやかな光景も間近で見ることができます。
会場が海であることを活かした演出が特徴で、尺玉やスターマインなど、ダイナミックな花火が海上に次々と打ちあがります。例年、さまざまな種類の花火が贅沢に打ち上がることでも人気の花火大会ですが、今年は神戸開港150年を記念し、例年よりも規模を拡大して開催されます。花火の打ちあげ予定数は約15,000発となっており、例年以上に豪華な花火の競演が期待されます。
第39回津山納涼ごんごまつりIN吉井川大花火大会【岡山県】
吉井川大花火大会は、津山の夏の風物詩でもある岡山県最大級の花火大会です。今年で39回目を迎える津山の代表的なイベントであるごんごまつりのフィナーレに行われます。約5,000発の花火が夜空を彩る光景は、祭りのフィナーレに相応しく、見ごたえのある大迫力です。なお2017年は8月6日にも開催されます。
国内外の有名な花火競技会で優秀な成績を収めた花火師たちの技の競演が見どころとなっており、伝統技術を凝らしたさまざまな花火を鑑賞できます。グラデーション花火、結晶花、和火といった珍しい花火の数々が一堂に見られる花火大会は少なく、この吉井川大花火大会ならでは。また、花火大会の会場周辺には、ごんごまつりに参加する数多くの露店が立ち並び、祭りムードをさらに盛り上げます。
8月7日(月)開催予定
第66回亀岡平和祭保津川市民花火大会【京都府】
通称、亀岡花火と呼ばれる、今年で66回目を迎える歴史の長い花火大会です。約5,000発の花火が、亀岡平和祭の夜空を鮮やかに彩ります。バラエティに富んだ花火の数々が見られることでも有名で、中でも花火ファンの間で高評価なのが、特選玉と呼ばれる珍しい花火です。特選玉とは日本煙火協会が推薦する、芸術性の高いレアな花火です。
その他にも、仕掛け花火やななめ打ち上げ花火など、他の花火大会ではなかなか見られない花火の数々が楽しめます。また、花火大会の定番であるスターマインも他の花火大会とは一味違い、ウルトラスターマインや超特大スターマインなど大迫力のスターマインの連続打ち上げは、花火大会の大きな見どころの一つです。会場には多くの屋台が出店しているため、大人から子供までお祭り気分を味わうことができます。
8月15日(火)開催予定【広島県】
福山夏まつり2017 あしだ川花火大会【広島県】
あしだ川花火大会は、福山夏まつりのフィナーレを飾る花火大会です。福山市で3日間にわたって開催される福山夏まつりは毎年大盛況で、花火大会も大いに賑わいます。芦田川と周囲の山並みをバックに打ち上がる花火の見事な光景が素晴らしいと好評で、この土地ならではの美しい景観を楽しむために、県内外から多くの観光客が訪れます。例年観光客は30万人を超える規模で、打ちあげ数も約16,000発と多く、中国地方の中でも特に人気の高い花火大会です。
会場となる芦田川には、両岸に観覧席が設けられます。夜空を彩る花火と同時に、川面に映る花火も楽しめ、その美しさはため息が出るほどです。間近で花火の打ち上げを体感できる芦田川両岸の観覧席はひじょうに人気の高い鑑賞スポットとなっています。
8月19日(土)開催予定
まるがめ婆娑羅まつり2017花火大会【香川県】
「まるがめ婆娑羅まつり」の一環として開催される花火大会で、数ある四国の花火大会の中でも高い人気を誇ります。花火の打ち上げは市街地に近い丸亀港内で行われ、港をぐるりと囲む三方から海上に打ち上がる大迫力の花火を堪能できます。台船から次々と打ち上がる花火を間近で見られるダイナミックな光景は、婆娑羅の気風を受け継いだ豪快さを感じさせます。なお、2017年は8月20日にも開催されます。
花火大会は「華」と「美」の2つと、フィナーレの「ブルー・フラッシュ・アワー」で構成されています。熟練の花火師が趣向を凝らした約5,000発の花火の数々が、丸亀の夜空に大輪の花を咲かせます。一番のみどころは、1秒間に約4発の花火が次々と打ち上げられるフィナーレです。ボリューム満点のゴージャスな花火の饗宴から、目が離せません。
8月27日(日)開催予定
第19回有明海花火フェスタ【福岡県】
有明海花火フェスタは、花火大会の他にも地域の物産展などさまざまなイベントが開催される、柳川市の夏の一大イベントです。花火大会までの時間もステージイベントなどで1日中楽しめるため、日中から多くの人で賑わいます。
花火大会のオープニングは、音楽と花火のコラボレーション演出が見どころです。音楽と花火の絶妙なシンクロに、訪れた観光客からは拍手と歓声が上がります。また、過去にはギネス記録を保持していたこともあるスカイナイアガラは、是非間近で堪能したい最大の目玉です。約1kmにも渡ってナイアガラ花火が夜空に広がり、空から美しい光のシャワーを降らせます。打ち上げ場所と観覧席が近いので、ダイナミックな迫力を間近で鑑賞でき、臨場感あふれる花火を楽しめるのが人気です。
さいごに
8月は花火大会のベストシーズンだけあって、全国各地で多くの花火大会が開催されます。夏休みを利用して、全国のさまざまな花火大会に足を運んでみるのもおすすめです。きっとこの夏の思い出に残る素敵なひと時を楽しめるでしょう。この夏は是非、全国の花火大会で、日本の夏ならではの美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。
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