ある企業が毎年実施している調査によると、旅行者全体に占める「ひとり旅」をする人の割合は2004年度以降、毎年増加傾向にあるようです。近年人気が高くなっている「ひとり旅」ですが、どのようなメリットがあり、どのように計画を立てると楽しめるものなのでしょうか。
今回は「ひとり旅を楽しむための方法」をご紹介します。
ひとり旅のメリット
そもそもひとり旅をすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。まずはひとり旅のメリットについて考えてみましょう。
自由気ままに行動ができる
複数人で旅行に行ったときに勝手な行動をとる人がひとりでもいると、それがトラブルの元になってしまう可能性があります。しかし、ひとり旅であれば事前に旅行の計画を立てなかったり、現地で突然予定を変更したりしても周囲に迷惑を掛けずにすみます。旅行中に急に何かをやりたくなったら、すぐにそれが実行できるのがひとり旅の醍醐味のひとつと言えるでしょう。
ストレスなく旅行できる
複数人での旅行では、本当は行きたくない所に連れて行かれたり、就寝時にイビキや歯ぎしりがうるさかったりと、同行者によってはストレスが溜まってしまうことがあります。しかし、ひとり旅であれば同行者に振り回されることなく全ての時間を自分だけのために使えるので、ストレスなく旅行をすることができます。
旅行先で出会った人と仲良くなりやすい
複数人で旅行に行くと仲間だけで固まって行動をしてしまうことは致し方ありませんが、その分旅先で新しい出会いは起こりにくくなります。ひとり旅では旅先で出会った人と話す機会が自然と多くなることもあり、ひとり旅をしている人同士が旅先で知り合って、旅仲間やメル友になったという例も少なくないとか。
自分自身をじっくりと見つめ直すことができる
そしてもうひとつ、ひとり旅には「自分自身の内面と向き合うことができる」という大きなメリットがあります。人生に行き詰ったときや悩みごとがあるときこそ、ひとり旅をしてみてはどうでしょうか。
ひとり旅をするときのポイント
ひとり旅をするときには、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。続いてはひとり旅の計画を立てるときに押さえておくべきポイントをご紹介します。
旅の「テーマ」を決めよう
ひとり旅ではすべてを自分で決めることができますが、計画のないまま旅を行うと何の達成感もないまま日程が終了してしまうこともあり得ます。ひとり旅をする際には「寺院めぐり」「温泉めぐり」「大自然を満喫」「名作の舞台めぐり」といったようにあらかじめ旅行のテーマを決めておくと、旅が終わるときに達成感を得やすくなることでしょう。
宿泊施設選び
ここ数年で「おひとりさま」向けの部屋を用意している宿も増えてきていますが、そういった部屋は価格の割にグレードが低いところもあるので、事前によく調べておくことが大事です。女性のひとり旅の場合は、宿の立地条件(「駅から近いか」など)や、部屋の安全性などについても重視して選ぶと良いでしょう。
また、少なくなってはきているものの「おひとりさま」お断りの宿もあるため、必ず事前調査をおこなっておくことをおすすめします。
食事をする場所
ひとり旅をするときに意外とネックになるのが「食事」です。周りが団体ばかりだと寂しい状態で食事をすることになってしまうので、宿泊施設や飲食店はひとりで食事がしやすい環境が整ったところを探して選ぶようにしましょう。地元の人との交流を楽しみたいなら、カウンター席のあるような飲食店に行くのも一つの方法です。
ひとり旅の旅行先はどうやって選ぶ?
「ひとり旅をするときのポイント」でも触れましたが、旅行先の候補を絞るためにも「テーマ選び」は重要です。「自然を満喫」なら北海道や沖縄、「寺院めぐり」なら京都や鎌倉といったように、あらかじめテーマを決めておくと、行き先や具体的な計画が立てやすくなります。ひとり旅をする際は、まず旅のテーマを決めることから始めてみましょう。
さいごに
今回は「ひとり旅の楽しみ方」をテーマに、皆さまに情報をお伝えしました。ひとり旅を楽しむためにはまず「旅のテーマ」を決め、行き先や宿泊施設、食事場所などをよくリサーチして選ぶことが大事なので、ひとり旅に興味がある方はじっくりと時間をかけて計画を立てるようにしてみましょう!
航空券を予約するなら国内航空券最大80%OFFのエアトリにおまかせ!
航空券予約検索
JALの航空券検索
ANAの航空券検索
スカイマークの航空券予約検索
ジェットスターの航空券予約検索
ピーチアビエーションの航空券予約検索