中国地方最高峰の大山で大自然のアクティビティ＆グルメを楽しもう！

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中国地方最高峰の大山は登山スポットとしても知られていますが、観光やグルメも楽しめる鳥取随一の観光スポットでもあります。今回は、大山の概要と楽しみ方をご紹介します。

大山ってどんなところ？

鳥取県中西部。標高1709mの大山は、中国地方最高峰の山です。北西側からの姿は「伯耆富士」という愛称からもわかるように、なだらかな傾斜と色彩がまるで富士山のように見えます。一方で、南側や北側は険しい崖や岩肌が目立ち荒々しい姿が特徴です。見る角度によって趣の異なる表情を見せてくれます。

大山には広大なブナ林を始めとした手つかずの大自然が残っており、春は桜とレンゲ、夏は涼しげな新緑、秋は紅葉、冬は一面の銀世界に染まり、さまざまな表情を見せてくれます。

大山へのアクセス

主なアクセスは飛行機、飛行機・電車、高速バス、車です。東京方面からは飛行機、関西・九州方面は新幹線・電車を使うルートがおすすめです。鳥取県内のアクセスはあまりよくないため、観光地を効率良く巡るならレンタカーを借りておきましょう。

飛行機でのアクセス

米子空港→タクシー・レンタカー→大山町（所要時間：約2時間～2時間15分）

大山のアクティビティ

大山といえば登山！

大山のアクティビティの代表格といえば登山です。登山が可能なシーズンは通年です。コースは主に2種類あります。

登山に適した動きやすい服装はもちろん、天候にもよりますが頂上は夏でも寒いときがあるので、防寒用に上着を用意しておくと安心です。晴れていれば、頂上からは大山の町並、日本海を見渡すことができます。

サイクリングで景色を楽しみながら運動しよう

大山には、初心者から上級者まで楽しめる5つのサイクリングコースが整備されています。特におすすめなのが、ブナの森から日本海へと抜ける「大山北麓ダウンヒルサイクリングツアー」です。総距離25km、最大標高差825m、所要時間3.5時間程度と比較的初心者向けのコースです。レンタサイクルでマウンテンバイクなどを貸し出しているので利用してみましょう。
「森の国／コグステーションDAISEN」
住所：鳥取県西伯郡大山町赤松634

アスレチックで体を動かそう

大山町南西部の体験型アスレチックパーク「森の国」は、西日本最大級のフィールドアスレチックを備えています。入門コースから冒険コースまで、ここにしかないアスレチックが数多くあります。

「森の国」
住所：鳥取県西伯郡大山町赤松634

乗馬を楽しもう

雄大な大山の自然の中を馬に乗って駆け抜ける乗馬も大人気のアクティビティです。初心者でもスタッフが丁寧に教えてくれます。暑い夏は馬と一緒に森林浴も楽しめます。

「大山乗馬センター」
住所：鳥取県西伯郡大山町赤松2459-130

大山のおすすめ周辺スポット

桝水高原

正面大山の中腹に広がる桝水高原。天空リフトで展望台まで登ると、日本海や弓ヶ浜、天気が良ければ隠岐まで見渡せます。その美しさから恋人の聖地にも認定されており、カップルで訪れるのもおすすめです。訪れたカップルが桝水高原から隠岐の島々を見ることができたら幸せになれるというジンクスもあるといわれています。

住所：鳥取県西伯郡伯耆町大内桝水高原1069-50

大神山神社

国内最大級の権現造りの社殿が美しい大神山神社は、大山の中腹にあります。もともとは修行僧の道場として、遥拝所を設けたのが始まりとされています。
長さ約700mの国内最長の参道、国内最大の権現造りの社殿、日本一の規模を誇る白檀の漆塗り、西日本最大級の神輿といった日本一がたくさんあります。

住所：鳥取県西伯郡大山町大山1

大山寺

修験道の聖地として古より崇められてきた大山の麓に佇む大山寺。かつて多くの山岳修行僧が入り、鎌倉～室町時代にかけての最盛期には3000人もの僧兵が修行を行っていたとされています。信仰の聖地として栄えていた栄華も今は昔。現在は10箇所の寺院を残すのみとなっています。貴重な宝物類が数多く残されており、霊宝閣に展示されています。

住所：鳥取県西伯郡大山町大山9

植田正治写真美術館

植田正治写真美術館は、世界的に有名な写真家・植田正治氏が寄贈した作品が展示されている写真美術館です。収蔵作品は15000点以上、テーマごとに選んだ作品を展示しています。館内には巨大レンズに映し出された逆さ大山など、ユニークな仕掛けも満載となっており、作品のみならず建物も見どころの1つになっています。

住所：鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3